プロダクションノート

撮影秘話

父ヨングの髪型:マッシュルームカット
ヨングの髪型を決める前にイ監督は、その場に現れたリュ・スンリョンを見るなり、唐突にマッシュルームカットを提案した。そして髪型を整えたリュの変貌ぶりに監督は「まさに私の思い描いたヨングだ!」と喜んだ。リュ自身もマッシュルームカットが似合う、この役を演じ、これまでのイメージが変わったことにまんざらでもない様子だったとか。
父ヨングの衣装
スタイリストのキム・ネヨンは、父親ヨングの衣裳が難しかったと話している。古着を着て親しみやすさを醸し出したが、知的障害だからという理由で乱れた服装は避けようと考え、ボタンは常に上までとめ、シャツはズボンの中にいれた。そのズボンも、ヨングのユニークなイメージに合わせて綺麗に裾がカットされたものを腰より上までしっかりと履かせたのだ。また、刑務所の囚人服は暖色系のオレンジで、親子が過ごす7番房の明るいテーマに合わせたのだ。
父ヨングの恋
オリジナルの脚本では、父親ヨングの過去が描写されている。ヨングがナイトクラブのウェイター兼キッチンスタッフとして働く様子が描かれている。その後クラブダンサーと出会い恋に落ち、一緒に暮らし始めた。こうしてヨングの最愛の愛娘イェスンが誕生したのである。映画では、イェスンが生まれた日にちのことは出てくるものの、母親との関係は秘密にされている。